対象疾患
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適応障害

特定のストレスから、心と体を守るために。
適応障害は、職場や家庭など、はっきりとした「ストレスの原因」があり、それによって心身のバランスを崩してしまう状態です。その環境から離れると症状が軽くなるのが特徴ですが、我慢し続けるとうつ病に進行することもあります。
- こんな症状はありませんか?
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- 日曜日の夜や、出勤前になると体調が悪くなる
- 特定の人のことや、職場のことを考えると動悸がする
- 涙もろくなった、イライラしやすくなった
- 頭痛や腹痛など、体にも不調が出ている
当院の治療方針
まずはご本人の辛い気持ちを受け止め、ストレス因から距離を取る方法 (休職や環境調整)を一緒に考えます。「逃げること」は恥ずかしいことではありません。自分を守るための選択を、医師が医学的な見地からサポートします。また、ストレスに対する受け止め方を整理するカウンセリングも有効です。
うつ病

「心のエネルギー」が枯渇していませんか?
「最近、何をしても楽しくない」「朝起きるのが辛い」 「わけもなく涙が出る」。それは、あなたの心が弱いからでも、怠けているからでもありません。脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、エネルギーが欠乏している「脳の病気」です。
- こんな症状はありませんか?
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- 趣味やテレビを見ても楽しめない
- 仕事や家事に集中できず、ミスが増えた
- 食欲がない、または食べ過ぎてしまう
- 「自分はダメな人間だ」と自分を責めてしまう
- 夜眠れない、または早朝に目が覚める
当院の治療方針
うつ病治療の基本は「休息」と「お薬」です。まずは、枯渇してしまったエネルギーを溜めるために、しっかりと休める環境を整えます。必要に応じて抗うつ薬を使用し、脳内のバランスを調整します。
焦らず、一歩ずつ。当院は、あなたが元の笑顔を取り戻すまで、並走し続けます。
双極性障害(躁うつ病)

気分の「波」をコントロールし、自分らしい生活を。 極端に調子が良くなって活発になる「躁(そう) 状態」と、気分が落ち込む 「うつ状態」を繰り返す病気です。躁状態の時は本人も気分が良いため病気の自覚が持ちにくいですが、その後やってくる激しいうつ状態や、人間関係のトラブルに悩むことが多くあります。
- こんな症状はありませんか?
- 【躁状態】
睡眠時間が短くても元気、次々とアイデアが浮かぶ、高額な買い物をしてしまう、怒りっぽくなる
【うつ状態】
激しい落ち込み、体が鉛のように重い、何もする気が起きない
当院の治療方針
気分の波を安定させる「気分安定薬」を中心とした薬物療法を行います。「性格の問題」ではなく「脳の病気」であることを理解し、ご自身の気分の波のパターンを知ることが治療の第一歩です。再発を防ぎ、穏やかな日常生活を維持できるよう、長期的な視点でサポートいたします。
統合失調症

早期発見・早期治療で、自分らしい生活を取り戻せます。
考えや気持ちがまとまりにくくなり、幻聴や妄想といった症状が現れる脳の病気です。100人に1人弱がかかる珍しくない病気です。怖がらずに早めに治療を開始することで、症状を安定させ、社会生活を続けることができます。
- こんな症状はありませんか?
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- 周囲の視線や物音に敏感になる
- 実際にはない音が聞こえる(幻聴)
- 考えがまとまらなくなる
- 意欲や感情の変化
当院の治療方針
当院では、患者様が安心して社会生活を送れるよう、お一人おひとりの症状やライフスタイルに合わせた包括的なサポートを行っています。脳内の情報の伝達を整えるお薬を用い、幻聴や不安感などのつらい症状を和らげます。副作用に配慮し、必要最小限の量で効果が得られるよう調整を行います。症状が落ち着いた後も、再発を防ぐための継続的なケアを重視しています。日常生活での困りごとや、復職・通学に関するご相談など、多角的な視点から支えます。
パニック障害
(不安・強迫・対人関係のお悩み)

突然の恐怖は、必ず克服できます。
突然、心臓が早鐘を打つような動悸、息苦しさ、めまいなどに襲われ、「このまま死んでしまうのではないか」という強い恐怖 (パニック発作)を感じます。検査で異常がないと言われても、発作の苦しさは本物です。
- こんな症状はありませんか?
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- 電車やバス、美容院など、逃げ場のない場所が怖い
- 突然、息ができなくなるような感覚に襲われる
- 「また発作が起きたらどうしよう」と常に不安(予期不安)
当院の治療方針
「脳の警報装置」が誤作動を起こしている状態です。お薬を使って発作が起きない状態を作り、「もう大丈夫」という自信を少しずつ積み重ねていきます。当院では、無理のない範囲で苦手な場所に慣れていく練習もアドバイスします。焦らず治療すれば、必ずまた電車に乗ったり、外出を楽しめるようになります。
社会不安障害(SAD)

「極度のあがり症」は、治療できる病気です。
人前でのスピーチ、電話、会食などの場面で、過剰な緊張や不安を感じ、手足の震えや発汗などが現れます。「性格だから仕方がない」と諦めている方が多いですが、適切な治療で劇的に改善し、本来の能力を発揮できるようになります。
- こんな症状はありませんか?
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- 人前で話す時、声が震えたり頭が真っ白になる
- 人に見られていると、字が書けない、食事が喉を通らない
- 会話の中で「変に思われないか」と過剰に気にする
当院の治療方針
脳内のセロトニン不足などが関与しているため、お薬による調整が効果的です。「人付き合いが楽になった」 「仕事が怖くなくなった」という実感を持てるようサポートします。
強迫性障害

「やめられない」思考のループから抜け出すために。
「鍵を閉めたか何度も確認してしまう」 「手が汚れている気がして何度も洗ってしまう」。自分でも「やりすぎだ」 「無意味だ」とわかっているのに、その行動をやめられないため、日常生活に大きな時間が割かれてしまいます。
- こんな症状はありませんか?
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- 戸締まりやガスの元栓を何度も確認し、外出できない
- 手洗いや入浴に何時間もかかってしまう
- 特定の数字や手順にこだわらないと気が済まない
- 誰かに危害を加えていないか過剰に心配になる
当院の治療方針
強迫観念 (不安な考え)と強迫行為(確認などの行動)の悪循環を断ち切る治療を行います。お薬で不安の強さを下げつつ、少しずつ「確認しないで我慢する」 練習などを行う認知行動療法の視点も取り入れます。生活の質を取り戻すために、一緒に取り組んでいきましょう。
不眠症
(睡眠・身体症状・女性特有のお悩み)

質の高い睡眠は、心の健康の土台です。
「眠れない」ことは、それだけで心身にとって大きなストレスです。睡眠不足が続くと、うつ病などのリスクも高まります。市販薬でごまかさず、医療機関で正しい治療を受けることが、解決への近道です。
- こんな症状はありませんか?
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- 布団に入っても1時間以上眠れない(入眠障害)
- 夜中に何度も目が覚める(中途覚醒)
- 朝早く目が覚めて、それ以上眠れない(早朝覚醒)
- 眠りが浅く、疲れが取れない(熟眠障害)
当院の治療方針
不眠のタイプや原因 (ストレス、生活リズム、他の病気など)を見極め、適切な睡眠薬の処方や生活指導を行います。最近は依存性の少ない新しいお薬も登場しています。「薬に頼りたくない」という方も、まずはご相談ください。漢方薬の処方も可能です。
身体表現性障害・原因不明の症状

「検査で異常なし」と言われたその辛さ、ご相談ください。
頭痛、腹痛、めまい、吐き気などの症状があるのに、内科や整形外科で検査しても「異常なし」と言われる。これは「気のせい」ではなく、ストレスや心の葛藤が「身体の症状」として SOS を出している状態です。
- こんな症状はありませんか?
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- 原因不明の痛みが長く続いている
- 喉に何かが詰まっているような感じがする
- 胃カメラや MRI では異常がないのに、症状が辛い
当院の治療方針
心と体は繋がっています。当院では、身体症状を緩和するお薬や漢方薬に加え、背景にあるストレス要因を探り、心の緊張を解きほぐすアプローチを行います。身体の辛さを理解してくれる医師と共に、根本的な解決を目指しましょう。
認知症

認知症は、記憶力や判断力、理解力などの認知機能が低下し、日常生活に支障が出てくる状態を指します。
年齢とともに起こりやすくなりますが、すべてが加齢によるものではなく、治療や対応によって進行を緩やかにできる場合もあります。
早めに気づき、適切に関わることが大切です。
当院での対応 当院では、物忘れや生活の変化について丁寧にお話を伺い、必要に応じて検査や治療方針の検討を行います。
ご本人の不安だけでなく、ご家族のご相談にも対応し、日常生活をできるだけ安心して続けられるようサポートします。